富士山の「アレ」がやばすぎる!

メモリー

今日はちょっと趣向を変えて、知人から許可を得て入手した「富士山登山の現場写真」を元に、意外な視点から富士山を紹介します。

絶景?
花?
草木?
──いえ、それらは他のブロガーさんにお任せしましょう。
私が取り上げたいのは、富士山の「アレ」。
そう、自動販売機です。

一見、普通の自動販売機に見えるかもしれませんが、よくご覧ください。
価格表示に注目……なんとペットボトル飲料が「500円」。
そう、500mlで500円、1mlあたり1円という価格設定なのです。

これ、ドバイですか?アラブですか?
……いえ、れっきとした日本、しかも富士山の上なんです。


この金額、インパクトこそありますが、実は「良心的価格」と言われています。
スキー場でペットボトルが200円という景色はよくありますが、ここは標高3700mの別世界。
物流やインフラの制約を考えると、500円は納得の価格です。

ここからは、富士山頂の自販機事情をもう少し詳しく見ていきましょう。


富士山頂の自販機、基礎データ

  • 設置場所:富士山頂(景観配慮のため、茶色に塗装)
  • 設置時期:7月の登山シーズン限定
  • 運搬方法:業務用ブルドーザーで運搬、営業社員も同行
  • 販売商品:「い・ろ・は・す天然水」が目を引きますが標高が上の設置場所はホット製品が中心
  • 価格:登山ルートと高度により変動。上に行くほど高価
  • 備考:五合目にも売店・自販機あり

こうして見てみると、この「アレ」は単なる商売道具ではありません。
登山者にとっては、命を守る“インフラ”です。
特に山頂付近は、標高が高く、気温も低いため、ホット製品が求められるのは納得です。

それにしても、よくぞここまで運んだものだと驚きますよね。
自販機の中身だけでなく、機械ごとブルドーザーで搬入され、しかもそれを夏の短期間だけ設置・運営している。
この手間と技術があるからこそ、私たちは富士山で安心して登山を楽しむことができるのです。


観光地で見る“高い自販機”に文句を言いたくなることもあるかもしれませんが、
その裏にある労力や思いを知ると、見え方がガラッと変わります。

富士山の「アレ」がやばすぎる──
そう思えるのは、そこに“ただの機械”ではなく、“支える人の努力”があるから。

今年、富士山に登る方がいたら、ぜひこの自販機にも目を留めてください。

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