
無印良品に行こう、そう思ったきっかけは、登録者200万人を超える女性YouTuberが「無印のごみ袋、あれ本当に便利」と紹介していたことでした。半信半疑で店舗を訪れた私は、予想を大きく超える「体験」に出会うことになります。
店の外観はとてもシンプル。白と木目を基調にした平屋の建物は、まるで図書館や公園のような落ち着きがあります。広々とした駐車場の向こうに、控えめに、けれど確かに存在感を放つ「無印良品」の文字。建物に差し込む光が、そこに集う人々の心まで明るく照らしているように感じられました。

内に入ると、そこはもう“無印らしさ”に包まれた空間。商品棚の間を歩くだけで、自然と肩の力が抜けていくような感覚があります。日用品から衣料品、食品まで──どれも主張しすぎず、けれど確かに「あなたの暮らしに寄り添います」という静かなメッセージが込められています。
とくに目を引いたのが「ごみ袋」。見た目はごく普通。でも、植物由来のバイオマスプラスチックを50%使い、環境への配慮がされています。使ってみると、薄すぎず厚すぎず、家庭の中で何役もこなす絶妙なバランス。なるほど、女性YouTuberが推すのも納得でした。

さらに、泡洗顔フォームや日焼け止めジェルなど、肌につけるものもいくつか購入しました。


これらのスキンケア商品は、どれもきちんとテスターが置かれていて、自分の肌に合うかをその場で確認できます。シンプルなパッケージは主張が強すぎず、生活の中に自然に溶け込む。毎日使いたくなる理由はそこにあるのだと思いました。
でも──一番印象に残ったのは、実は「人」でした。
どのスタッフさんも、丁寧で、押しつけがましくない。それでいて、こちらが何かを聞こうとすれば、笑顔で丁寧に応えてくれます。言葉で語りすぎないからこそ、その対応ひとつひとつが胸に残ります。
また、お客さんたちもどこか落ち着いていて、商品を眺める姿勢も静かです。お互いに干渉しすぎない、それでいて温かい空気。まるで、美術館や図書館にいるような安心感がそこにはありました。
無印良品での買い物は、「ものを買う」ことが目的であっても、それ以上の「体験」を与えてくれます。それは、お店の空間設計、商品づくり、接客、そしてお客さんたちのふるまい──すべてがやわらかくつながり合い、心地よい空気を生み出しているから。
だからこそ、無印良品の魅力は商品そのものだけでなく、店舗を訪れたときに感じられるその「空気」こそが一番大切だと思うのです。


コメント